KUMONとAmebaが行う「KUMONママサポータープロジェクト」。第7期の3回目となる座談会では、俳優、歌手、タレントとして活躍する、つるの剛士さんをお迎えしてトークショーが行われました。
KUMONを学習しているお子さまのことや、二男三女のお父さんとしての子育てについて語っていただきました。
PROFILE
- つるの剛士さん
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1975年、福岡県出身。俳優、歌手、タレントで、二男三女の父親。「ウルトラマンダイナ」の主演で人気に火がつき、フジテレビ「クイズ!ヘキサゴンⅡ」でブレイク。2009年にソロ歌手デビュー。カバーアルバム「つるのうた」「つるのおと」は60万枚のヒットを記録。2017年3月にライブアルバム「つるのうた名曲集」プレミアムコンサートをリリース。第3代ふじさわ観光親善大使。
「子育てで大切なのは、夫婦円満でいること」
- つるのさんは現在、5人のお子さまを育てるお父さんなんですよね?
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そうです。奥さんと話をして5人の子どもを育てるのが目標だったんです。長男が中学3年生、長女が中学1年生、次女が小学5年生、三女が小学3年生、そして一番下の次男がもうすぐ2歳です。みなさんは僕のことを「イクメン」と言ってくれますけど、子どもたちに親にさせてもらっているような感じですよ。
- つるのさんが「イクメン」と言われるのには「育休」を取られたことにあると思いますが、そのきっかけは何だったんですか?
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ちょうど三女が生まれた頃、仕事が忙しくてなかなか家庭を顧みない状況が続いたんです。その時、「男は仕事だけじゃなく家庭も守らないといけない。そうしないと仕事もうまくいかなくなるぞ」という父親の言葉が頭をよぎりまして、頭を整理するためにも育休をとることにしたんです。その後、次男が生まれた時も育休をとりました。
- 育休をとってみていかがでしたか?
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育児をしたかったというよりは、とにかく奥さんを助けたかったんです。お弁当を作ったり、子どもたちの送り迎えをしたり、今までやったことないことができるし、いいかなとも思いました。
朝お弁当を作って、洗濯・ゴミ出し、習い事の送り迎え、買い物、夕飯の支度、そして洗い物。最初は楽しかったんですけど、毎日同じことの繰り返しになるので1週間くらい経つと辛くなってきましたね。でも1回経験することで、スキルもつきましたし、奥さんのことを理解できるようになりました。育児休業というよりも男の家庭訓練をさせていただいた感覚です。
あと、なんでママたちは、インスタグラムにお弁当の写真をアップするんだろうと思っていたんですけど、その謎が解けました。お弁当を一生懸命作っても誰も褒めてくれないから、褒めて欲しくてみんなアップするんです。実際に僕も、お弁当を作っても誰も感想を言ってくれなかったので、いつのまにかインスタグラムにお弁当の写真をアップしてました(笑)。 - 子育てで気をつけていることはありますか?
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やっぱり夫婦関係だと思います。育児って奥さんと一緒にやらないとできないですし。僕の両親は本当に仲が良くて、憧れというかそれがマニュアル。夫婦が仲良くしていると、子どもたちも自然に育っていくんじゃないかなと思いますね。
だから、ああしなさい、こうしなさいと頭ごなしに厳しくしつけしたりはしないですね。親目線ばかりではなく子ども目線でも考えるようにして自由に応援してあげたい。子どもたちがどんなことに目を輝かせているかをしっかり見てあげたいなと思います。
「KUMONの宿題をやりなさい!とは一度も言ったことありません」
- 現在、お子さまがKUMONに通われているんですよね?
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そうですね、今は次女と三女がKUMONの算数と英語を学習しています。もともと奥さんが子どもの頃にKUMONを習っていたので子どもたちにも勧めたんですけど、いつもテーブルで楽しそうに宿題をやっていますよ。次女は宿題が好きすぎるのか「明日先生に宿題100枚もらってくる!」とか言っていました。
- お子さまが、KUMONを習って変わったと思うことはありますか?
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次女は小学2年生から、三女は幼稚園の年長からKUMONを続けているので、当たり前のようになっているんですけど、勉強を勉強ととらえてないというか、自然にテーブルで問題を解いているのが、親として本当に不思議に思いますね。宿題やりなさい!なんて言ったことないですし。
KUMONの学習経験者の奥さんは、KUMONのおかげで勉強することが楽しくなったし、計算も得意になったと言っています。だから、娘たちが黙ってテーブルで勉強しているのはKUMONのおかげじゃないでしょうか。 - KUMON以外にもお子さまは習い事をされているそうですが、両立させるのは大変ではないですか?
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次女はドラムを習っていたり、三女はバレエを習っていたり。送り迎えが多いのは大変ですけど、子どもたちがやりたいことはやらせてあげたいですし、可能性はできるだけ伸ばしてあげたいですよね。でも、親が強制するのではなくて、子ども自身が向いてないと思ったら、相談に乗って止めさせることもあります。向き不向きを自分で気づくことができたらいいかなと思います。
- 最後になりますが、教育も含めて子育てで一番大切にされていることを教えてください。
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教育に関して大層なことをしているというわけではありません。子どもたちは親の姿を見てくれているので、親が一生懸命生きていく姿勢が大切かなと思います。僕は仕事で1週間家にいないこともあるので、子どもたちとの関わりで悩むことだってあります。でも、子どもとの関係性を築くのって時間の長さじゃなく、密度の濃さだと思うんです。それが結局奥さんのフォローにもつながるし、家庭円満にもつながっていくと思います。
みなさんも子育て奮闘中だと思いますが、一緒に頑張りましょう。今日はありがとうございました!
つるの剛士さんのトークショーを終えて 私たちはこんな言葉が印象に残りました!
つるのさんのトークショーを終えて、ママサポーターが印象に残ったことについてディスカッション。最後にはテーブルごとの代表者が発表をしてくれました。
- 子どもが親の背中を見て育つ
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「子どもが親の背中を見て育つ」というのは、私の中でも目標です。娘たちがKUMONをやる時に自分も一緒に資格の勉強をするなど、子どもたちが勉強しやすい環境作りを心がけています。何でも子ども任せにするのではなくて、自分がしっかり努力をして、その姿を見て育ってくれたらと思います。
(ro-hfさん)
- 自主的に公文教材を楽しんでいる
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お子さんが自主的にKUMONの教材を楽しんでいるというお話が印象深かったです。つるのさんが、KUMONをやりなさい!と言ったことがないということがすべてだと思うのですが、それくらいKUMONの教材のおもしろさ、楽しさを表しているお話だと感じました。
(macaron-mamさん)
- 子は親を見て育つ
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印象に残っているのは、子は親を見て育つということ。夫婦円満でいて楽しい姿を見せることで子どもたちは自然に育っていく。お子さんたちが自主的にKUMONをやる空気を、周りの兄妹や、両親がうまく作れているんじゃないかと思いました。
(chisicontentagodeさん)
- 言わないで見守る
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子どもが自主的にKUMONをするにはどうしたらいいのかな?と思っていたんですけど、言わないで見守ることが大切なんじゃないかと思いました。勉強しなさいと言うのは逆効果だとわかっているけど、つい口を出してしまうもの。つるのさんのように子どもを見守ることができればと思います。
(zamakoさん)