KUMONとAmebaが行う「KUMONママサポータープロジェクト」。第8期2回目となる座談会では、お子さんといっしょにKUMONの学習を経験された濱田マリさんをお迎えしてトークショーが行われました。「KUMONを学んだからこそわかる魅力」と「濱田さん流の子育て」についてトークが行われ、ママサポーターのみなさんも多くの発見や共感があったようでした。
PROFILE
- 濱田マリさん
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1968年兵庫県生まれ。音楽活動を経て、女優・タレント活動をスタート。女優として映画やドラマ、舞台に多数出演するほか、ナレーターやバラエティ番組でも活躍中。主な著書に子育てエッセイ「濱田マリの子育てバトル」(河出書房新社)。
娘といっしょに、私もやりたくなっちゃった!KUMON
- 濱田さんは、親子二世代でKUMONを学習されたということですが、少し変わったシチュエーションだったんですよね?
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私はKUMON経験者ではなかったんですが、現在19歳の娘が小学校2年生の時に、毎日コツコツ勉強する習慣を身につけてほしいと思ってKUMONに通わせました。
ある日、私がお迎えに行った時に教室を覗いてみると、年代の違うお子さんたちがみんな自分のペースで自主性を持って黙々と問題を解いている。その姿に、何と言いますか社会の縮図のようなものを感じまして、みんなかっこいいな!と素直に思ったんですよ。
そう思ったら・・・私もちょっとやりたくなっちゃって(笑)。先生も「頭のサビ落としになるからやってみたら?」と言ってくださって、娘といっしょに教室へ通うようになりました。 - 親子で通うことに、抵抗はなかったんですか?
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お子さんが多い中で、ちょっと照れくさい部分はありましたけど、お教室のみなさんもそっとしておいてくれました。でも、日本語を勉強している20代の外国人の方もいらっしゃったんで、そこまで抵抗はなかったですね。娘も、私と通うことが少し誇らしかったようで、周りのお友達に「うちのお母さんすごいでしょ」って言っていたみたいです。
家族で食べるご飯がおいしいのと同じで、私といっしょにKUMONをやることを娘は楽しんでいたんだと思いますね。お家でも、ストップウォッチを出して、「(今からやるけど)ええか?」「ええで!」みたいな感じでアイコンタクトをとってからKUMONをやっていました。
単に「KUMONやりなさい!」ではなく「いっしょにKUMONやろうよ」っていう関係性があったから4年間きちんと続けられたのかなと思いますし、KUMONをすることは2人にとってとても大切な時間になっていたと思います。
生きるうえで大切な「コツコツ体質」が身につくと思うんです
- 濱田さんは一度KUMONを卒業されてから、再び入会されたとうかがったんですが?
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はい。"ハマダマリ"というだけあってハマりぐせがありまして(笑)、KUMONにハマりました。KUMONには中毒性があるんです。娘がKUMONを卒業した時に一度はいっしょにやめたんですが、のちに通信に切り替えて、またたし算から始めておそらくK教材(高校相当の教材)までいきました。因数分解を解きながら、「永遠にできるわー」という感じに思っていましたね。私の中では、KUMONが、家事、子育て、仕事と同じウェイトを占めていたんです。結局2回目の卒業後も、再々入会しました。娘に「えらいな!」って言われましたよ(笑)。
- 相当なハマり具合ですが、KUMONを学習したことで身についたなと思うことはありますか?
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「集中力」、「忍耐力」、「持久力」、そして「記憶力」ではないでしょうか。特に「記憶力」に関しては仕事にも大いにいかされました。お芝居のセリフの入りが非常に良くなったんです。
娘に関しては、KUMONに通い始めて「have to(やらなければならない)」が「want to(やりたい)」に変わったと思います。自分が学習した分だけ力が身についていくから、また次がやりたくなる。そんな達成感を味わうことができるから成長していけたんだと思いますね。 - KUMONの一番の魅力とは、何だと思われますか?
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時間と場所を選ばない手軽さがありながら、「コツコツ体質」がしっかりと身につくことですかね。少しずつ難しくなっていく問題を一つひとつコツコツ解いていくことで、達成感が得られて成長していける。生きていくなかで毎日コツコツやることは、いろんな局面で活躍すると思うんです。たとえ苦しい時でも、絶好調の時でも、毎日コツコツが本当に大事。KUMONを学習することで、いつから始めてもコツコツ体質を身につけられると思いますね。
「やっちゃダメ!」を言わなかった子育て
- 濱田さんは「濱田マリの親子バトル」という子育てエッセイ本を出版されていますが、子育てにおいて大切にされたことは何ですか?
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仕事と子育てをどうやって両立しているの?と聞かれることがありますけど、正直両立なんかできていませんよ。私の子育ては・・・大前提として"ゆるい"子育てです。そんな中で大切にしたことといえば、「○○しちゃダメでしょ!」「早く○○しないさい!」という強制や禁止を小さい頃からほとんどしなかったことですね。
それはなぜかと言うと、子どもたちは大きくなるにつれて家庭よりも学校・社会から学ぶことがどんどん多くなっていきます。私が教えたことを踏まえて社会で行動を起こしていく。だから彼女の自主性に任せました。子どものことを信じているって言ったらきれいに聞こえますけど、言っても聞かないなら「困れ!」って思いました。自分で困らなければ、変わっていけないですからね。 - KUMONを学習するお子さんを応援するコツのようなものはありますか?
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「天才!」とか言いながら、褒めて、褒めて、褒めちぎることは大切ですね。あとは、KUMONについてお子さんにインタビューしてあげてほしいです。「今、こんなところ勉強しているんだ〜」、「へぇ〜こんな教材なんだね」と聞いてあげることで、家族が理解してくれている、認めてくれていると感じて子どもたちの一番のやる気につながると思います。KUMONは親子のコミュニケーションツールにもなるので、お母さんがいっしょにKUMONをやるのも1つの手だと思いますよ(笑)。
- では最後になりますが、子育て中のママたちにメッセージをお願いします!
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娘が小学6年生の思春期の頃、親の忠告はなかなか聞き入れてくれないので本人の自主性に任せてやってきました。その時に思ったんです。親は「子どものサンドバッグになればいい」のだと。
子どもは学校という社会で戦っているので、家では親に弱い部分を見せると思うんです。親に向かってキツい言葉で表現してくることもあると思うんですけど、そのキツさは社会で戦った分の成果だと思って、受け止めてあげてほしいです!
濱田マリさんの講演会を聞いて印象に残ったこと
濱田マリさんのトークショーを踏まえ、印象に残ったことについてママサポーターたちがディスカッション。最後には代表者が発表をしてくれました。
- KUMONは親子のコミュニケーションツール
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濱田さんのお話を聞いて、勉強は何歳からでもスタートできるんだなと実感しました。
子どもといっしょに共感できる親子のコミュニケーションツールになりえることもよくわかりましたし、私も子どもといっしょにいろんなことを学んでいきたいと思います。
chisicontentagodeさん
- 「やらなきゃいけないこと」から「やりたいこと」へ
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うちの子どもは自主的に勉強することへのムラがあるんですが、お話を聞いて、やっぱり勉強を自分でやりたい!と思った時にこそ、自分の力になるのかなと実感しました。
misakiblogmisakiblogさん